2015/10/01

【レビュー】ZenPad S 8.0(Z580CA)を1ヶ月半使ってみてイマイチ?と思ったこと。(下) 

こんばんは!前回の記事に引き続きASUSの新型タブレット『Zenpad S8.0』についてイマイチだったことをレビューしていきたいと思います。

前回の記事はこちら!
【レビュー】ZenPad S 8.0(Z580CA)を1ヶ月半使ってみていいと思ったこと。(上) 




イマイチだと思ったポイントを僭越ながら……

1、カバーを着けると結構重い。
2、USB Type Cはちょっとまだ早いような気が……
3、やっぱりSIMカード挿したかった!


1,カバーつけると結構重い

たしかにタブレット自体の重量は現段階でおそらく最軽量だと思います。
でもマグネットパワーオフ機能付きオフィシャルカバーをつけたらあれ?以外に重くなったなというのが正直少し残念でした。


2,USB Type Cってちょっとまだ早いような気が……

たしかに最新型デバイスには最新型のUSBを積むのが当たり前だとは思います。
でもまだまだtype Cは全くと言って良いほど、サードパーティーを含めてカバーするガジェットが流通してません。AUKEYとかあくまで一部変換小物が流通しているのかも知れませんが、やっぱり純正コード以外での充電が担保されていないのは、不便でした。
天地に関わらず挿せること以外のメリットが見つけられませんでした。


3,やっぱりSIMカードを挿したかった!

いままで私はNexus7 2013のLTEモデルをつかっていたから、という個人的な理由が大きいとは思いますが。ネットに繋ぐためにいちいちスマホのテザリングをかまさないといけないのは手間がかかりました。

8インチタブレットは基本的にモバイルデバイスだという想定のもとに造られているとは思うのですが、例えば電車のなかや、喫茶店のようにWi-Fi環境が整備されているとは言い難い状況のなかで、使おうとしたときに、ネット接続のための一手間というのはとても邪魔に感じます。
このタブレットは最高に綺麗で、とても(所謂裸族で使えば)軽く薄く持ち歩くには最適なのにも関わらず、取り出したときにネットにつながっていない状態からスタートするのはやっぱり煩わしい。
プレミアムなモデルなのであればやはりSIMカードを挿して、モバイル通信でネット接続をしてもらいたかった、というのが正直なところです。


まとめ

生意気なことをたらたら書いてしまいました。
画面のキレイさ、軽さ薄さが完璧すぎるだけに、もっともっと使用するユーザの状況や気持に寄り添えればよかったのに!
というわがままを言わせてしまうほどのガジェットであることは確かです。

全体的にみて、イマイチなガジェットでは決してありません。
だからこそのOne More Thingがあればもっとよかったのに!
と惜しい気持になるタブレットでした。
とは言っても、
いつもカバンのなかには入っていますし、ちょっとYouTubeをきれいに見たいなとか、自炊した書籍、AmazonのKindle storeなどで購入した電子書籍を読みたいなと思った瞬間に一番に取り出すガジェットです。

ASUSが手堅い仕事をやったことには、変わりありません。
ちょっと8インチのAndroidタブレット買ってみようかな、と思った方には全力でオススメできるタブレットだと断言できるほどのクオリティとポテンシャルを秘めたガジェットです。

あらためて、
Zenpad S8.0
安くていい仕事をしているタブレットだということは間違いありません。
今後の進化、そして今後のASUSの製品からは目が離せないと思いました。